23.後萢蝦夷館跡
 うしろやちえぞだてあと


年代

文献史料にはまったく記録がないものの、戦国時代以前の城館であることは確かで、遺構の状況から東北北部から北海道南部の各地で発見されている、10世紀半〜11世紀末の防御性集落遺跡と明らかに共通しているといいます。

解説

後萢神社背後の標高約65メートルの丘陵頂上に遺構はあります。館跡は戸崎館跡から続く丘陵の先端部で周囲から目立つ場所です。

遺構はほとんど手つかずの状態で残されており、今後の本格的な調査が期待されています。

場所


制作:青森市民図書館歴史資料室