青森市中世城館跡マップ

青森市内には30を超える中世の城館跡があります。
「城」「館」の区別は明確ではありませんが、中世の城館は弘前城のように天守や石垣、白壁の建物がないのが普通で、河川や街道に沿った丘陵や平野部の微高地にあるのが多いといいます(『青森県史』資料編考古4)。
ここでは、平成17年(2005)4月1日の合併により誕生した青森市のうち、旧青森市域を対象とする『新青森市史』資料編第2巻の「青森市内城館遺跡分布図」にある26件(No.1〜26)の城館に、旧浪岡町域の10件(No.27〜36)を加えてその所在地を「青森市中世城館跡マップ」として、地図上に示して紹介いたします。
(注1)これらのうち文化財保護法にもとづく「周知の埋蔵文化財」包蔵地に登録されているのは34か所です。
(注2)城館跡の名称のふりがなについては、青森県の「遺跡地名表」に記載がある場合は、その表記に従っています。
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「青森市中世城館跡マップ」では以下の城館跡を紹介しています。
なお、各館跡の解説等の記述は、典拠を示した文献のほかに『新青森市史』資料編第2巻(中世編第W部)、『浪岡町史』第2巻(第W部第3章第3節)に拠っています。
制作:青森市民図書館歴史資料室
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