15.高田城跡 たかだじょうあと

高田集落の北端部に位置し、城域内は宅地化が進み堀の半分以上が埋め立てられています。
高田城とその城主についての記録は津軽家側にはほとんどないものの、南部家側には詳しく残っています。それによれば城主は土岐氏で、石川高信の津軽平定以来この地に配属され、天正18年(1590)の南部勢の津軽撤退のときまでいたものとみられます。
また城域については、現在の城域よりも南側に広がっていた(副曲輪)可能性が指摘され、この部分の解明が将来的な課題とされています。
制作:青森市民図書館歴史資料室
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