『新青森市史』資料編の刊行案内

 『新青森市史』資料編(全8巻)は、青森市の歴史的な歩みを旧石器時代からひもとき、今私たちが暮らしている現代までの人々の営みを明らかにするため、考古資料、文献史料、絵図などさまざまな資史料でもって構成した資料集です。郷土「あおもり」への理解を深める市史のシリーズを、この機会に是非、ご覧ください。
 なお、『新青森市史』は、青森市と浪岡町が合併した平成17年4月以前の青森市域を主たる対象として編さんしています。


 購入方法についてはこちらをご覧ください。


『新青森市史』資料編1 考古



刊行 平成17年度
判型 A4判
ページ数 566ページ
価格 8,382円
主な内容
世界遺産となった小牧野遺跡や三内丸山遺跡など主要67遺跡を解説。
コラム・トピックで研究情報・最新情報提供。

第T章 時代の概観と研究の歩み
第U章 青森市の主要遺跡
第V章 資料集成

付図
青森市遺跡地図(遺跡一覧表)




『新青森市史』資料編2 古代・中世



刊行 平成16年度
判型 A4判
ページ数 670ページ
価格 9,114円

主な内容
古代編 建久5年(1194)までの文献史料231点を解説・集成。
中世編 文献史料376点・金石文・城館資料を解説・集成。

付図
伝尻八館(後潟城)全域図
伝尻八館(後潟城)中心部遺構現状図
内真部館跡及び内真部山城跡遺構現状図
前田蝦夷館跡遺構現状図
新城跡遺構現状図
青森市内城館遺跡分布図




『新青森市史』資料編3 近世(1)



刊行 平成14年度
判型 A5判
ページ数 711ページ
価格 7,700円

主な内容
青森湊をテーマに、湊の成立から全国海運との関わり、油川湊との確執、蝦夷地交易などの資料を集成。

第1章 青森湊の成立と九浦制度
第2章 全国海運と地域海運
第3章 九浦制度の解体と油川湊
第4章 松前・蝦夷地と青森湊
第5章 開港期の箱館と青森
第6章 近代港湾都市への変容

付図1 青森之図(青森御町絵図)・17世紀中期(弘前市立弘前図書館蔵津軽家文書)
付図2 青森町絵図・文政9年(弘前市立弘前図書館蔵牧野家文書)




『新青森市史』資料編4 近世(2)



刊行 平成16年度
判型 A5判
ページ数 791ページ
価格 5,971円

主な内容
青森町をテーマに、町方支配・町人生活・産業・物流・人的交流・災害などの資料を集成。

第1章 外浜から青森町へ
第2章 青森町の支配と町方
第3章 青森町人の生活と生業
第4章 人と物の出入
第5章 災害
第6章 幕末の青森

付図
青森町絵図・貞享〜元禄初年(弘前市立博物館蔵)



『新青森市史』 資料編5 近世(3)



刊行 平成18年度
判型 A5判
ページ数 785ページ
価格 5,808円

主な内容
青森町の周辺部に展開した村々(農山漁村)をテーマに資料集成。文久の村絵図を翻刻提示。

第1章 開発・農業生産
第2章 山野と動物
第3章 漁村と漁民の生活
第4章 野内町
第5章 浅虫町―温泉と村落―
第6章 近世青森の宗教と社会
第7章 文久の川添田畑絵図

付図1 後潟・四戸橋両村川添田畑調・文久元年7月(後潟羊蹄郷土史研究会蔵赤平家文書)
付図2 浦町組・横内組絵図・年未詳(弘前市立弘前図書館蔵津軽家文書)



『新青森市史』資料編6 近代(1)



刊行 平成15年度
判型 A5判
ページ数 709ページ
価格 6,810円

主な内容
明治期、青森町から青森市へ。近代化の中での政治・軍事・経済・文化・社会などの資料を集成。

第1部 近代化のなかの政治と軍事(市制施行、八甲田雪中行軍遭難事件ほか)
第2部 産業経済の発展と基盤整備(青森港の開港と修築ほか)
第3部 新しい時代における文化と社会(神仏分離、合浦公園の創設と整備、災害ほか)



『新青森市史』資料編7 近代(2)



刊行 平成17年度
判型 A5判
ページ数 753ページ
価格 4,191円

主な内容
大正期・昭和前期の青森市と周辺町村。政治・軍事・経済・社会・文化などの資料を集成。

第1部 政治・行政の展開と軍事問題(市域の拡張、青森大空襲など)
第2部 産業・経済の発展と基盤整備(昭和恐慌、青森港の整備など)
第3部 新文化の誕生と青森市民の動向(庶民娯楽、医療制度、出稼ぎなど)

付図1 「青森市全図」明治45年6月15日(青森市教育委員会蔵)
付図2 「昭和二年 青森市勢一覧」昭和3年6月(市史編さん室蔵)
付図3 「青森市全図」昭和18年5月15日(市史編さん室蔵)



『新青森市史』資料編8 現代



刊行 平成21年度
判型 A5判
ページ数 803ページ
価格 6,050円

主な内容
おおむね昭和20年7月の青森空襲によって画された青森市民にとっての「戦後」そして復興の時代から、青森市と浪岡町が合併した平成17年4月以前の時期の政治・防衛・治安・産業・市民生活を記述。

第1部 政治・行政と防衛・治安(戦後復興、市町村合併、新幹線駅舎問題など)
第2部 産業発展と基盤整備(テクノポリスと青森中核工業団地の設置、都市計画など)
第3部 市民生活の復興と進展(高度成長と暮らしの変化、名誉市民など)

付図 精密青森市街図・昭和43年9月版(市史編さん室蔵)



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